ふるさとを書いた子供の絵にも
白い雲が浮(うか)ぶ青空がない
汚(よご)れた川と黒い煙突と
ビルにおおわれた街の公園
大きな声で笑う事さえ忘れて
かじかんでいる都会の子等に
もう一度ふるさとの美しい空
澄みきった小川をかえしてあげたい
「子供にとって母の姿はいつまでも
やさしくそして美しいように
ふるさともまた 子供の心にいつも
美しく描かれる 清らかな夢であってほし
いと祈り 歌いつづける」
きれいな花が咲き小鳥が歌い
蝶が舞い踊る楽しい野原
もう一度ふるさとの美しい空
澄みきった小川をかえしてあげたい