一、
あたしの目が あなたの目を
最初に好きに なったのよ
あなたの手が あたしの手を
それから好きに なったのよ
だから私が あなたを好きなのは
仕方がないわ 仕方がないわ
そういうわけなのよ
二、
あたしのほゝが あなたのほゝを
とっても好きに なったのよ
あなたの肩が あたしの肩を
やさしく抱いて くれたなら
だから私が あなたに弱いのは
仕方がないわ 仕方がないわ
そういうわけなのよ
三、
あたしの涙が あなたの胸を
いつかぬらして しまったの
あなたの白いハンカチが
涙をふいて くれたのよ
だから私の 心がとけたのは
仕方がないわ 仕方がないわ
そういうわけなのよ
四、
あたしの足が あなたの後を
勝手について 行ったのよ
あなたの背中が だまって
私をよんで いたからよ
だから私が 一人じゃだめなのは
仕方がないわ 仕方がないわ
そういうわけなのよ