一、
義理の重さと 情けの厚さ
骨につつんだ 魂 ひとつ
転んで落ちたら 嗤われるから
泣いたらあかん 負けたらあかん
命 けずろと 血の汗かこと
天下とる気の 心意気
二、
末は夫婦と はしゃがれながら
辛い別れの 道頓堀よ
阿呆や馬鹿やと 突き差す指に
泣いたらあかん 負けたらあかん
恋のみれんも さらリと捨てて
生きる男の 土性骨
三、
水の流れと 空ゆく雲が
いくつ時節に 変わろとままよ
こうだと決めたら 命を賭けて
泣いたらあかん 負けたらあかん
夢の灯リを 太閤さんに
みせてやりたい 勝負師さ