むなしくきょうも 寝がえる
ひとり寝の 夜ごとよ
洗い髪 肌にからめば
かなしみが さわるの
わたしのための ささやきは
この身を燃やす 火のような
くちづけは くちづけは どこにあるの
おもわず指を 滑らせ
ぬくもりを さがした
皺のない シーツの手ざわり
さびしみに 揺れるの
わたしのための ほほえみは
この身を反らす 火のような
あつい胸 あつい胸 どこにあるの
せつなく枕を 噛んでた
ねむられぬ 夜更けよ
オヤスミは だれに言えばいいのよ
かなしみに あえぐの
わたしのための 幸せは
この身を溶かす 火のような
歓びは 歓びは どこにあるの
どこにあるの どこにあるの どこにあるの