砂漠の女・・・・・槇岡婦喜子
(作词鳥羽敬,作曲フォーメン,编曲上田力)
恋の砂漠で 風にまかれて こころ渇いた 女がいるのさ しゃれた言葉の 薄い刃物が 胸に刺(ささ)って ここまできたの 熱い太陽 道づれに 歩きつづける 女の顔 恋の嵐が 肌に灼(や)きつき 悪い夢見た 女がいるのさ 嘘で飾った 愛の衣裳は 二度と着ないと 炎で燃やし 愛の世界も 棄ててきた どこへ行くのか 女の影 恋の傷痕 洗い流せる 雨を待ってる 女がいるのさ 恋の記憶の 灼けた砂さえ 指をこがして こぼれてゆくの すがる人さえ ない今も 愛をもとめる 女ひとり 女ひとり 女ひとり