(セリフ)
俺のむかしにお前はよく似てる。
女のこころを散々踏みつけてきて、今更ひとりが淋しいなんて……虫がよすぎらあ。
でもわかるよ。惚れた女の顔は消えるもんじゃねえ……。
一、
この世の中に 背を向けて
馬鹿を通した 裏通り
どこで咲いてる 別れた花よ
重いみれんが またうずく
悔やんでも
戻る月日は あるものか
(セリフ)
しょうがねえなァ。もっと飲め、もっと酔えよ。今日は俺が肩を貸してやる。
二、
割り箸みたく すぐ折れりゃ
折って捨てたい 過去の傷
俺の右手で この左手で
抱いた消えない ぬくもりよ
この酒に
遠く恋しい 顔が浮く
(セリフ)
なんだって‼ 女にゃ頭を下げれない?なにをキザなことを言ってやがんでえ。
その程度の頭、なんどでも下げてやれ。惚れていますといってやれよ。
いけねえ、ハハ、、、。俺が説教できる柄じゃねえや……。
三、
夢なら逢える その夢で
俺のこの頬 ぶってくれ
それでいいのさ 他人になれて
二度と女を 泣かさない
おもいでに
そっと男の 詫びごころ