一、
女にうまれた しあわせを
さがしつづけて また泣いた
誰のために なんのために女は生きる
雨の窓 二度とかえらぬあのひとの
白いクルマが 白いクルマが 夜明けに消えた
二、
私をここから つれだせる
つよくやさしい 手がほしい
誰のために なんのために女は生きる
雨の窓 ひとりぽっちのさよならを
今日もかなしく 今日もかなしく 小指で書くの
三、
どんなにちいさな すみかでも
夢にだかれて 眠りたい
誰のために なんのために女は生きる
雨の窓 花のカーテンひきながら
かわくことない かわくことない なみだをにくむ
なみだをにくむ