なごり雪・・・・・三上倖二
(作词西田あゆみ,作曲川島博実,编曲勝俣健治)
千切れるほどに おまえを抱いて 堕ちて行きたい 地の果てに 細い左の くすり指 罪の色した 指輪がじゃまで 立てたコートの 冷たい襟に 心かくして 飲めぬ酒に酔う 逢えば別れが 背中に痛い つのる想いの 後髪 咲けぬさだめの 冬桜 花を咲かせに 来る春待てず 匂い残して 散って行くのか 泥で飾った 名残り雪のように 逃げて行こうか 道に反いて 命燃やして 死ねるなら つかの間でいい 夢抱いて 噛んでやりたい ふるえる肩を バカな男と 女のままで 解けてゆこうよ 名も世も捨てて