一、
雨は降る降る こころの中に
夢は散る散る 思い出に
女ごころの はかなさつらさ
昨夜はじめて 知りました
愛され 愛して
肌をよせて 酔いしれる夜
そんな幸福 あなたとだったら
この手でつかめた はずでした
二、
愛はひらひら 人から人へ
恋はゆらゆら 運命なく
わがままでした あの日のわたし
何度も言われた はずでした
もいちど ちいちど
未練の糸 たぐってみるの
あなたに逢えない そんな淋しさに
出せない手紙 書きました
さよなら さよなら
愛する人 あなたひとり
せめて十日 いいえあと三日
あなたの妻で いたかった