わざと時計を 遅らせて おいたの
雨ふりの夜
なれない傘を 邪魔するように
誰れかが私を 忘れて帰る
雨の日は 体が濡れて
ウィスキーも 心に染みわたる
※ 最後の氷が 溶けるまで
たばこの息を 吹きかけて
誘ってくれる男(ひと)を 黙って待つわ ※
好きなストレートも
水をまぜておいたの
高なる雨音
ゆきずりの恋に ふざける笑い声
仲間はずれの並ぶ シングル バー
雨の日は 体が濡れて
少しのぬくもりが 恋しくなる
最後の氷が 溶けるまで
ふたを閉じた 心開いて
抱いてくれる男(ひと)を 黙って待つわ
※ くりかえし