ふたりでふたりで遊び歩いた街の
イラストも壁に貼ったまま
別れが別れがあまり突然すぎて
涙が悲しみに追いつけない
さよならを言ったのかしら
あの時あなたに
さよならを言ったのかしら
おぼえていないのよ
あなたのあなたの甘い匂いが残る
ゆり椅子で一人揺れながら
夜明けに夜明けに車飛ばした街の
バラ色の空は消えたまま
一つの一つの終りたしかめながら
涙が悲しみに追いつけない
すれちがう夢なのかしら
男と女は
すれちがう夢なのかしら
おしえてほしいのよ
あなたのあなたの好きなレコードかけて
想い出をうつすガラス窓