北の港・・・・・蛯名大五郎
(作词平野秀典,作曲岡千秋,编曲竜崎孝路)
二年二日 港通りの小さな部屋で 映画みたいなふたりの暮らし 海に真赤な 夕日が落ちりゃ 思い出を荷物にまとめたい 北の港の桟橋は 波しぶく 旅に汚れた 白い鞄を窓辺に置いて 遠い故郷偲んでみたが 長い黒髪 哀しみ色で 捨ててゆく事など出来ないよ 北の港の連絡船 鐘が鳴る 紅茶飲み干し レモンひときれかみしめ泣いた やせた手首の十八娘 辛い吹雪の 音聞く度に 震えてるお前にすがりたい 北の港は凍りつく 雪の中