爪の先から 骨の芯まで
しみたあなたの 面影でした
心がわリを うらんでなんか
いないつもりの はしご酒
夢が 夢が
グラスの底で 泣くような
涙色した 雨の横浜は
捨てるつもリの 古い手紙が
きっとあなたの 真実の心
忘れられずに 何度も読んで
愛という字に また泣ける
夢を 夢を
育てた夜が むせぷような
ネオン灼けした 雨の横浜は
たかが女の グチ演歌なのに
露路を流れて 泣かせて消える
酔えば顔出す 過去のきずが
今夜も欲しがる 強い酒
夢に 夢に
すがったバカな 女には
冷たすぎます 雨の横浜は