青春詩集・・・・・久保浩
(作词佐伯孝夫,作编曲吉田正)
「渚の恋」 砂に二人で書き残す 渚の恋のイニシアル 波が消してく さらってく 別れ泪を拭くように 拭くように 「あの娘の耳環」 いまはたそがれやがて夜 耳環のような星が出て 燃えて持つ身がいじらしい 遅いあの娘がにくらしい にくらしい 「雨は嫌いだ」 雨は嫌いだ降らないで こころに残る傷あとに しみてこの傷泣かすんだ あの娘残した傷あとに 傷あとに 「花は散りゆく」 花は散りゆく何処へ行く 想い出ばかりたゞ残る 花のあの娘もいっちゃった 思いばかりが身に残る 身に残る